「今の生活で、老後のお金は足りるのかな?」 「NISAは始めたけど、月いくら積み立てるのが正解?」
そんな漠然とした不安、実は**「数字」で可視化するだけで、驚くほどスッキリ解消します。今回は、既存のツールに満足できず、私が自作した「超詳細ライフプランシミュレーター」**の目的と活用法を紹介します。
1. なぜ「ライフプラン」が必要なのか?(3つの目的)
「細かく計算するなんて面倒……」と思うかもしれません。でも、ズボラな人こそ一度やっておくべき理由があります。
- 「見えないお化け」を退治するため: 不安の正体は「分からないこと」です。「いつ、いくら足りなくなるか(あるいは意外と足りるのか)」を数字で見れば、闇雲に不安がる必要がなくなります。
- 「今、使っていいお金」を明確にするため: 将来が不安だと、今の買い物まで罪悪感を感じてしまいます。シミュレーションで「これだけ貯めていれば、あとは使ってもOK」という基準を作れば、今の生活を100%楽しめます。
- 無駄な固定費を「根拠」を持って削るため: 「なんとなく」で入っている高い保険。シミュレーションをして「公的保証と貯金で足りる」と分かれば、自信を持って解約し、NISAへ資金を回せます。
2. 既存の診断では「足りない」から自作しました
ネット上の無料診断を試して、こう思ったことはありませんか? 「塾代や習い事、もっと細かく入れたいんだけど……」 「数年後の車の買い替えや、家電の寿命はどうなるの?」
共働き夫婦のリアルな人生は、もっとイベントが盛りだくさんです。そこで私の自作ツールでは、以下の**「見落としがちな支出」**を1年単位で詳細に入れられるようにこだわりました。
- 教育費のリアル(中学・高校・大学それぞれのピークを想定)
- 住宅・家電の修繕費(10〜15年ごとの出費を予測)
- 趣味や旅行の予算(「5年に一度は海外旅行」といった希望も反映)
3. 【課題と向き合う】物価上昇・賃金上昇の考え方
このシミュレーターには、現時点では「物価上昇率」と「賃金上昇率」を個別に設定する機能は入れていません。つまり「物価が上がった分、給料もスライドして上がる」という前提です。
「それじゃ不正確じゃない?」と思うかもしれませんが、ズボラ流の考え方はこうです。
- 未来は誰にも予測できない: 世界情勢で変わる数値を予想して悩むより、まずは**「今、自分たちがコントロールできる収支」**を把握するのが先決です。
- 「保守的」に見積もるコツ: 物価高が不安なら、あえて生活費を「1.2倍」くらい多めに入力してシミュレーションしてみてください。それでも資産が残るなら、それは「本物の安心」になります。
4. このツールを「人生の羅針盤」にする方法
ライフプランは一度作って終わりではありません。
- まずは「現状」を入力する:今のままの収支で、80歳・90歳の時にどうなっているかを確認。
- 「もしも」を試す: 「もしNISAを5,000円増やしたら?」「もしネット代を安くしたら?」と数値をいじってみる。
- 1年に1回アップデートする: 昇給した、子供の習い事が増えた。そんな変化を反映して、軌道修正していくのが「賢いズボラ」のやり方です。
まとめ:不安を「数字」でねじ伏せよう
「将来が不安」という感情に、根性で立ち向かうのは疲れます。 自作ツールで未来を可視化し、足りないなら対策を打ち、足りているなら今を楽しむ。
このシミュレーターが、皆さんの家計管理の「背骨」になれば嬉しいです。
