はじめに
「家計簿を始めたいけど、どのアプリがいいのかわからない……」
「夫(妻)と家計を共有したいけど、やり方が難しい……」
共働きで忙しい30代夫婦にとって、手入力の家計簿は続きません。大切なのは「銀行やカードを家計簿と連携して、自動で記録させること」。
今回は、実際に多くの共働き世帯が使っている人気の家計簿アプリ3つを、パパ・ママ目線で比較解説します。
1. 失敗しない!アプリ選びの3つのチェックポイント
比較の前に、チェックすべき点は以下の3つです。
- 自動連携の充実度: 銀行、カード、電子マネーがすべて紐づくか?
- 夫婦共有のしやすさ: 1つのアカウントを共有できるか、家族機能があるか?
- 証券口座との連携: 新NISAなど、資産運用の状況も一緒に見えるか?
2. おすすめ家計簿アプリ3選・徹底比較
| アプリ名 | 特徴 | こんな夫婦におすすめ |
| マネーフォワード ME | 連携数が圧倒的。資産管理に強い。 | 新NISAや株など、資産形成も一括管理したい |
| Zaim(ザイム) | 項目カスタマイズが自由。UIが親しみやすい。 | 家計簿の項目を自分たち流に細かく分けたい |
| OsidOri(オシドリ) | 「自分のお金」と「家族のお金」を分けられる。 | お小遣い制ではなく、別財布で共同支出を管理したい |
3. 各アプリの深掘り解説
① マネーフォワード ME:家計管理の王道
最強のメリットは、銀行・カード・証券口座など、対応している金融サービスの多さです。
- メリット: 一度設定すれば、ほぼ放置で家計簿が完成。資産の推移がグラフで分かりやすい。
- 共働きポイント: 夫婦で同じID/PASSを使えば、2人の総資産を一瞬で把握できます。
② Zaim:分析と使いやすさのバランス
「スーパーでの買い物」や「消耗品」など、細かい分析をしたい夫婦に向いています。
- メリット: グラフが見やすく、支出の傾向が直感的にわかります。スーパーの特売情報が見れる機能も。
- 共働きポイント: 共有設定がスムーズで、使い勝手が「家計簿」というより「便利なツール」に近い感覚です。
③ OsidOri:共働き特化型アプリ
「全部を合算するのは抵抗があるけれど、共通の生活費だけは把握したい」という夫婦に最適です。
- メリット: 自分のページと家族のページが分かれており、プライバシーを守りつつ共有が可能。
- 共働きポイント: ペア口座への振替など、共働き世帯特有のお金の流れを整理するのに特化しています。
結論:迷ったらどう選ぶ?
- **「将来のために資産形成もガッツリやりたい!」**なら……→ マネーフォワード ME
- **「自分のお金は確保しつつ、生活費だけクリアにしたい」**なら……→ OsidOri
- **「まずは楽しく、家計の無駄を見つけたい」**なら……→ Zaim
まずはどちらか一人がダウンロードして、メインのクレジットカードを一枚連携させることから始めてみてください。
まとめ
ツールを変えるだけで、これまで面倒だった家計管理が驚くほどラクになります。
「お金の話」をスムーズにするために、まずは夫婦で気になるアプリを1つ選んでみましょう。
